2009年01月22日

脳にある淡蒼球は、「やる気」の源?!

池谷 裕二さんの本『進化しすぎた脳』(講談社)、 は以前紹介済みですが、


進化しすぎた脳 (ブル-バックス)
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最近、共著として出された本、「のうたま」

のうだま―やる気の秘密
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にも紹介され、彼のお話の中にも良くでる「淡蒼球」

について面白かったので少し紹介します。

ここから抜粋〜

「意欲とは何か」とよく聞かれますが、意欲を脳の中に探しても見つからない、

これが脳研究から見た私の結論です。

「やる気を出せ」といわれて出せるものではない。

では、勉強や仕事に対してやる気がわくとか、意欲的にな るというとき、

脳では何が起こっているのか。

答えははっきり しています。

大脳基底核の一部である「淡蒼 たんそう 球 きゅう 」から送り出された

信号によって、モチベーションが高い状態になる。

重要 なのは、淡蒼球を活動させるのが脳そのものではなく体だと いうこと。

抜粋ここまで


その後、やる気があるようなそぶりで身体を動かしたり、表情を作るだけでも脳は、

だまされて、本当にやる気を出す命令をだすのだそうです。


私は勿論、お医者さんではないので、部位のそんな働きより

そのエネルギー状態の方を常に見る訳ですが、

ここで言われるこの「淡蒼球」といわれる部位のエネルギーの乱れが

ある方の傾向は、「うつ症」気味であったり、感情では「無気力」、

「無関心」というネガティブ意識に反応する方がとても多かったので

淡蒼球の乱れが、ネガティブ感情と関係が深い事は予測していましたが

この池谷さんのお話を聞いて、なるほど!と思ったのは、

脳はとてもだまされやすいという事です。

そして、これを利用することでネガティブに支配されている時の脱出法

として使えるという事です。

その簡単な方法が、「身体を動かす。」ということなのです。

無理に、明るく考えようとしたり、ポジティブシンキングに捕われるより

ずっと簡単だと思いませんか?

だってただ「散歩」に出かけたり、体操や日光浴でもいいんですよ〜

それを10分ぐらい続けるだけでも脳は、「お〜。何か活動的で楽しそう」

と勘違いして元気エネルギーがでるようです。

是非、落ち込みから抜けられない時や、やる気がでない時に

一度試してみて下さいね。








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コメント一覧

1. Posted by せつ   2009年02月03日 00:13
 こんにちは〜
脳の本、買ってみました。
高校生相手て、ここにでてくる子らて
すんごい子らでしょ!(多分・・・)

ちょっとがんばって読んでみます!!
2. Posted by risabolg   2009年02月06日 11:43
せつさん、
いつもコメントありがとうございます。

脳の話は、とても奥が深くて楽しいですよ!

近々、またセミナーを新たにスタートしようと考えていますので
是非、ご参加下さいね。

risa
3. Posted by 近圭   2010年04月08日 22:57
5 さすがです!
GOOGLEで基底核や淡蒼球を見ただけで、出てくるんですから。。。
勉強になりました。この本読んでみます!
脳の部分が身近に感じられます。ありがとうございます。
4. Posted by RIsa   2010年04月08日 23:08
近圭さん、コメントありがとうございます。
淡蒼球や第三、四脳室、扁桃核あたりは鬱系の方にはとてもよく出てくる部分ですが、ブラジルでも同じなのでしょうか? 人種が違うと傾向も違うのかとても興味があります。 また教えて下さいね。

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NES トレーナー&プラクティショナー
世の中の現象は全て「共鳴」の法則で成り立っていることを、現在の仕事を通して実感する。自分らしい生き方をすることが病気にならない最短です。http://neshealth.jp